高血圧性脳内出血の好発部位と症状

被殻出血
出血側と反対側の手足の運動麻痺と感覚障害を呈する。出血量が多い場合には共同偏視(両側眼球が片側を向いた状態で固定してしまう)、意識障害などを認めることもある。左側の出血では失語症を伴う。
視床出血
出血側と反対側の手足の運動麻痺と感覚障害を呈する。しばしば出血が脳内の髄液の交通路である脳室内へ流入し、閉塞性水頭症(髄液の交通路が出血により閉塞し、脳内に髄液が貯留したために脳圧が亢進し、脳が圧迫されて頭痛、嘔吐、歩行障害、意識障害等の症状を呈する)を示すことがある。
小脳出血
突発する頭痛、嘔気、めまい、歩行障害にて発症することが多い。発症から数時間で意識障害を伴うものが多く、出血側の四肢の失調や末梢性顔面神経障害、外転神経障害を伴う。意識レベルが予後に相関する。
脳幹出血
脳幹の中でも特に橋に出血することが多く、昏睡、呼吸障害、四肢麻痺、過高熱など、重度の症状で発症し、24時間以内に死亡することが多い。

 
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