脳梗塞に一旦陥ってしまうと、なかなか症状を改善させることは困難です。したがって、現時点での脳梗塞の治療では、脳梗塞にならないように早期診断による適切な処置を行うことが中心となります。危険因子をできるだけ改善させるように、普段から高血圧や高脂血症の治療薬を内服したり、適度な運動を心掛けるなどが第一となります。また、MRI、MRAや頚動脈エコーにて動脈硬化の存在が明らかとなった場合には、さらなる動脈硬化の進行を防ぐ目的で、抗血小板薬や抗血栓薬を内服する必要があります。内頚動脈の狭窄が高度で、度々、一過性脳虚血発作を呈するような場合には、動脈硬化による狭窄部分を外科的に切除する頚動脈内膜剥離術が必要となることもあります。

 
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