誰にでも訪れる身体の変化 -“老化”
人はなぜ老化するのか
私たち、人間は年をとるとともに身体機能が低下します。この加齢による変化を医学的分析すると、体脂肪が増加し、筋肉をはじめとする多くの蛋白が減少することで、心臓、腎臓、骨をはじめとした体内の様々な臓器の機能が低下しているのがわかります。
この、内臓、筋肉、皮下脂肪、皮膚の加齢による変化の一般的な総称が“老化”といわれている現象なのです。それでは、人間はどのような機序で“老化”するのでしょうか?。
近年、“老化”の原因が、徐々に科学的に解明されつつあります。その中で成長ホルモンを中心とした、脳から放出される、様々なホルモンが強く関与していることが明らかとなっています。
脳下垂体から分泌されるホルモンは、思春期や青年期に最も多く分泌され、体の成長を促したり、又、性的な変化を起こします。そして、そういった変化が終わった後も、体のバランスを保つべく、体重、血圧、新陳代謝をコントロールすることで、活力や健康感、爽快感等、精神的な面にも少なからず影響を及ぼしているのです。
しかしながら、下垂体やその他の内分泌器官より放出されるさまざまなホルモンの分泌量は、青年期を過ぎた頃から、特に中年期から初老期にかけて著しく低下してしまいます。これにより、いわゆる更年期障害といわれる症状に始まり、年齢をかさねるごとに、筋力や内臓等の身体機能と共に、精神機能までが低下し、若い頃にあったような活力を失っていくのです。
加齢によるホルモン分泌能低下による症状
- ・ 弾力性の低下―皮膚の薄さ、たるみ、しわ
- ・ 骨の強度低下―骨粗鬆症
- ・ 筋力低下
- ・ 脂肪組織の増加―皮下、内臓脂肪の蓄積
- ・ 心筋収縮力の低下―心不全
- ・ 脂肪代謝低下―高コレステロール血症
- ・ 活力、スタミナの減退
- ・ 精力減退




