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脚の静脈が、太く浮き出ている、もしくは瘤(こぶ)のように膨らんだ状態をいいます。下肢静脈瘤の多くは曲がりくねっており、その太さはまちまちです。以下の4つに分類されます。
| 伏在静脈瘤 | 側枝静脈瘤 | 網目状静脈瘤 | クモの巣状静脈瘤 |
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| 本幹およびその主要分枝の静脈瘤で最も太い瘤を形成する。足の付け根や膝の裏から逆流が生じている。治療を希望する殆どの人がこのタイプである。 | 伏在静脈より末梢の静脈瘤で孤立性のこともありやや細い。 | 細い皮下静脈が網目状に拡張する。径2,3mmである。 | 径1mm以内の皮膚内静脈瘤である。 |
下肢の静脈は、解剖学的に筋膜の奥の筋肉の中にある深部静脈(a)と皮下を走行する<b>表在静脈(b)</b>に分けられます。表在静脈は脚の付け根と膝の裏で深部静脈に合流します。他に表在と深部の静脈は穿通枝(c)と呼ばれる筋肉を貫く短い血管によってもつながっています。
血液が心臓に戻ることを静脈還流といいますが、この静脈還流には静脈の内側にある逆流防止弁が大切です。すなわち、静脈の中を流れる血液が重力によって下へ引かれ逆流するのをこの弁がくい止めているのです。血管の断面で見ると、弁は八の字型をしており、上方(心臓に向かうほう)にのみ一方通行で血液が流れるようはたらいているのです。
この血液の逆流を防ぐ弁の中で、壊れやすい箇所は、高い逆流圧のかかりやすい表在静脈が深部静脈に合流するところ、すなわち脚の付け根や膝の裏などです。弁が壊れて正常に働かないと、血液は逆流して、脚の下のほうに血液が溜まります。その結果、静脈内の圧が上がって静脈が拡張し瘤が作られるのです。